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▼ようさんさん:
>おしえてください。
>CS-1570のパーツですが基盤の記号(カギ型のダイオード記号ではない)ので、
>ツェナーではないと思いますので定電流(CRD)だと思ってます。
>でも記号が「W15」(帯黒)なんです..E15ではなくてWなんです。
>なんか情報くださ〜い。(T-T)
ダイオードの写真だけではなんともいえません…。パッケージはDO-35ですね。
たぶん単なる小信号用シリコン・ダイオードだと思います。
基板側のシルク印刷をアップしてもらえませんか?
さもなくば下記の方法があります:
(1)どちらがカソードかを調べる
アナログ・テスターの抵抗計レンジで、電流が大きく流れる
ほうが順方向です。このとき赤のテスターリード側が
カソードです。
デジタル・テスターなら、同様に電流が大きく流れるほうが
順方向です。ただし、このとき黒のテスターリード側が
カソードです。
(2)シリコン・ダイオードかどうか調べる
直流電源から1mAぐらいの電圧を流してみてください。
10Vの電源から10kΩを直列に接続して電流を流してみて、
順方向電圧が0.7Vぐらいならシリコン・ダイオードでしょう。
なお、ツェナーも定電流ダイオードも順方向特性は
シリコン・ダイオードと同じです。
(3)ツェナー・ダイオードかどうか調べる
テスターの電流レンジ(1mAフルスケールぐらい)と
ダイオードを直列接続します。
ダイオードに逆電圧がかかるように直流電源を接続します。
直流電圧を0V付近から徐々にあげていきます。
ツェナー電圧が9Vなら、直流電圧が9Vにかかる付近で
急激に電流が流れます。ツェナー電圧を超えると
急激に電流が流れますから、テスターの電流レンジを破壊しない
ように、あらかじめ直流電源の出力電流を制限しておくと
よいでしょう。(CVCC電源が望ましいです。)
ツェナ・ダイオードの順方向電圧は、数V〜24Vぐらいまでのが
よく使われていると思います。もっと高圧のもありますが…。
普通のスイッチング用などのシリコンダイオードなら、
逆耐圧は少なくとも40V以上あるので、40Vぐらいまで逆電圧を加えても
電流は0.1mA以下でしょう。
0〜24Vぐらいの逆電圧を加えてみて、数mA以上流れるようなら、
ツェナー・ダイオードでしょう。
(4)定電流ダイオードかどうか調べる
テスターの電流レンジ(10mAフルスケールぐらい)と
ダイオードを直列接続します。
ダイオードに順電圧がかかるように直流電源を接続します。
直流電圧を0V付近から徐々にあげていきます。
定電流ダイオードなら、電圧を上げていっても、
ある電流値で飽和してしまいます。
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