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写真を撮影しなかったのですが、スロットルケーブルとチョークケーブルをグリースアップしました。
(1)チョーク・ケーブル
最初に潤滑したのはチョーク・ケーブルです。購入以来、一度も交換していないケーブルです。
リンク機構やレバー部はスプレーグリースやカップグリースで給油脂していたのですが、ケーブル内はほったらかしでした。
エンジン始動時ぐらいしか操作しません。でも、動きが渋いのはわかっていました。
そんな私でもクラッチ・ケーブルは、こまめにケーブル・インジェクターを使ってCRC5-56を吹き込み、軽く動く状態にしてありました。
チョーク・ケーブルの潤滑が遅れたのは、手持ちの2種類のワイヤ・インジェクタと呉工業のスプレー・グリースの組み合わせでは使えないと思いこんでいたからです。
呉工業のスプレー・グリースに付属のスチールチューブは直径が細すぎて、ワイヤインジェクタのオイル注入口に射してもガバガバなのでした。
先日、意を決して、CRC 5-56のスプレー・チューブを呉工業のスプレーグリース缶に取り付けて、ワイヤ・インジェクタからチョーク・ケーブル内に圧入したら、なんの問題もなく、グリースアップできてしまいました。
一端から注入し、他端からグリースがしたたるまで圧入しました。
これでチョークケーブルは解決。(^^)
(2)スロットル・ケーブル
次はスロットル・ケーブルです。プル側とプッシュ側の2本があります。
キャブレター側を外して潤滑しないといけないとばかり思っていたので、自分でグリースアップしたことはなかったのです。
しかし、半年ぐらい前から、たまにグリップが完全に戻らないことがあって、ケーブルの潤滑かグリップの潤滑をすべきだと感じていました。
右グリップにあるヘッドライト・スイッチなどを納めたハウジングを外し、ケーブルを外せそうか見てみると、プル側、プッシュ側とも外して、再取り付けできそうなことがわかりました。
で、チョーク・ケーブルと同様に、CRC 5-56のチューブを使って、ワイヤ・インジェクタでスプレー・グリースを圧入しました。
えー、写真が用意できていないのですが、ここでポイントがあります。
チョークケーブルの外径とスロットル・ケーブルの外径は異なります。
前者が細く、後者は太いのです。
バイク用品店で買ったワイヤ・インジェクタは前者には太すぎて
スプレーグリースがだだ漏れになってしまいます。結局、自転車用品店で
買った内径が小さめのワイヤ・インジェクタを使えばOKでした。
こうして、キャブレター側を外さずにグリースアップできました。
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