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東京で食べられる関西うどんの王者「めん亭」が復活?! marry 12/4/29(日) 3:36 [添付]
「天ぷらうどん」の天ぷら marry 12/4/29(日) 4:13
「天ぷらうどん」のネギ marry 12/4/29(日) 4:34
「ゆず瓶」 marry 12/4/29(日) 4:41
「麦の城」レポート marry 12/5/12(土) 2:22 [添付][添付]
Re:「麦の城」レポート marry 12/5/12(土) 2:30 [添付]

東京で食べられる関西うどんの王者「めん亭」が復...
 marry  - 12/4/29(日) 3:36 -

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    バイクの話題ではないのですが,関西だしのうどんには,少々こだわりがあります.
 かつてJR蒲田駅には「めん亭」という立ち食いのうどん・そば店がありました.
 私の記憶では開店したのは1982年頃じゃなかったかな.そう「バリバリ伝説」が連載されていた当時です.閉店は2007年5月13日だそうです.
「大阪の味 めん亭」
http://kakutei.cside.com/food/mentei.htm

 代表的メニューは「天ぷらうどん」です.
 特徴は「関西だし,小エビかき揚げ」そして「ゆず瓶」です.

 食事時間帯だけでなく,いつも賑わっていたお店なのですが,蒲田駅ビルの改装工事に伴い,閉店しました.そして常連さんたちの期待もむなしく,復活することはありませんでした.

 ところが昨秋,どうやら同じ経営者が隣のJR大森駅西口に出店したもようです.
これはぜひ確認しなければなりません.
 2007年5月の閉店以来,4年あまりの沈黙を破って復活したのでしょうか?

「リターンライダー = [路麺 プログラミング : ZRX1200];」
http://kevin99.cocolog-nifty.com/mydiet/2011/10/post-428e.html?cid=70690784#comment-70690784

「哲舟の呑む喰う浸かる、歴史に憩う」
http://blog.livedoor.jp/tetsubo8/archives/65669820.html
 

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【mentei-01.JPG : 20.1KB】

「天ぷらうどん」の天ぷら
 marry  - 12/4/29(日) 4:13 -

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    皆さんは「天ぷらうどん」の天ぷらとして何を想像されるでしょうか?
 実は地域によって様々なバリエーションがあります.

 蒲田めん亭が閉店して以来,同じテイストのお店を探しているのですが,いまだに発見には至っていません.その過程で天ぷらうどんの全国的なバリエーションに気づきました.

ブラックタイガー系:
 関東で「天ぷらうどん」を注文すると,たいていブラックタイガー1尾の天ぷらが載ってきますよね.ここ数年で「讃岐うどん」をうたうお店が増えましたが,関東ではたいていブラックタイガーですね.
 ブラックタイガー系は関東(東京,神奈川,埼玉,千葉,栃木,群馬),東北,北海道で見られます.大阪中心部もブラックタイガーです.
 地方でも大都市中心部はブラックタイガーです.

(桜エビ相当の)小エビ系のかき揚げ系:
 私が探し求めているのは,これです.「めん亭」もこれでした.
 この小エビ系のかき揚げは,大阪市の中心から少し離れた寝屋川とか枚方あたりや,富山,広島などで食べた以外は,実に少ないです.
 ここで「桜エビ相当の」としているのは,次の「アミ系」と区別するためです.
体長2〜3cmの乾燥桜エビを使ったかき揚げです.桜エビは高価なので,たいていは同様なサイズの小エビが使われます.
 桜エビが本場の静岡では,桜エビをてんこ盛りにかき揚げにしたものがあったりしますが,過ぎたるは及ばざるが如しで,似て非なるものです.静岡は関東うどん圏のようで,関西だしでないことも残念です.

 ちなみに桜エビは駿河湾の特産であり,その水揚げ量の100%は駿河湾産なのです.1894年(明治27年)に偶然発見され,1990年頃までは,駿河湾にしか生息していないと考えられていました.(現在は韓国の湾岸にも生息していることがわかっているらしいです.)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A8%E3%83%93

アミ系のかき揚げ系:
 体長が数mm〜1.5cmぐらいのアミ(小エビ)を使ったかき揚げです.
 これは地域的には大阪周辺部,兵庫〜広島〜山口あたりでよく見られます.
これが福岡に入ると,1980年頃は桜エビ相当だったのが,現在はブラック・タイガー系になっています.
 関西文化と関東文化がせめぎ合う北陸では,石川県は関西的,福井県は関東的な感じがします.

エビ類が入らないかき揚げ系:
 京都や四国などは,天ぷらうどんにエビ類が入りません.
 大都市の中心部だと関東ナイズされていて,ブラックタイガーですが….

 かき揚げの形状は,全国的には丸形(円形)ですが,富山では角形でした.

「天ぷらうどん」のネギ
 marry  - 12/4/29(日) 4:34 -

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    皆さんは,何を期待されますか?
 私は大阪うどんなら,青ネギの小口切りを期待します.

 大阪うどんの王者だった蒲田の「めん亭」では,1982年頃の開店当初の1〜2年は青ネギでした.しかし,その後はコストダウンのためか関東ネギの小口切りに変わり,閉店まで関東ネギでした.

 蒲田駅改札脇(西口寄り)の「めん亭」が流行っていたころ,姉妹店として蒲田駅ビルの東口1階に,「グル麺」がオープンしました.ここは立ち食いではなくて,全席テーブルであり,値段も少し高めで,ちょいとオシャレな感じのお店でした.
 そして,ここで「天ぷらうどん」を頼むと,「めん亭」で青ネギの小口切りが食べられました.これも時期によっては,関東ネギに切り替わっていたかもしれません.「グル麺」はバブル崩壊とともに閉店したように記憶しています.

 地域的にも違いがあります.
関東,長野,山梨,福井,新潟,東北,北海道:関東ネギの小口切りが主流
京都:青ネギの袈裟切りか,関東ネギの小口切り
大阪,奈良,兵庫,和歌山,石川,中国,四国,九州:青ネギの小口切りが主流

 京都でよく見られる青ネギの袈裟切り(斜め切り)は独特です.個人的には,ちょと食べにくいし,食感もいまいちな感じがします.

「ゆず瓶」
 marry  - 12/4/29(日) 4:41 -

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    蒲田駅「めん亭」が開店した1982年ごろは「ゆず瓶」がなかったように記憶しています.
 店内には「ゆず瓶」の大きな瓶がありました.これを持ち帰る不届き者が現れるようになったせいか,「ゆず瓶」を販売するようになりました.
 ゆず瓶とは,ゆず風味の粉末です.たぶん,柚の皮から作っているんだと思います.このフレーバーも蒲田駅「めん亭」を特徴づけるものでした.

 S&B食品の調味料のような細身のガラス瓶で400円と結構高かったのですが,ときどき購入していました.当時は一般に市販されていない独自商品だったのではないでしょうか?

 現在ではS&B食品をはじめ,数社から同様な「ゆず瓶」が発売されています.

「麦の城」レポート
 marry  - 12/5/12(土) 2:22 -

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    ついに行ってきました!
 たまたま別件の帰路で立ち寄ることができました.

 まず,場所は事前情報通り,JR大森駅の西口をでて右手を見ると,
すぐにお店の入り口(写真1枚目)が見えます.池上通り沿いです.
西口を出て数十歩といった至近です.
 とても駅の立ち食いうどん屋さんには見えないお洒落な外観やなぁ.
「立ち食い風」ですけど,壁に正対するテーブルと椅子があるので,
立ち食いではありませんでした.
 店の奥には少しですがテーブル席もあります.

 もちろんターゲットは「天ぷらうどん」です(^^)
 自販機に「人気No.1」と記してありますよ!
 自販機のチケットをお店の人に渡して待つこと数十秒,
でてきたのが写真2枚目です.

添付画像
【mugino-shiro-view.jpg : 131.4KB】

添付画像
【mugino-shiro-tenpura-udon.jpg : 89.2KB】

Re:「麦の城」レポート
 marry  - 12/5/12(土) 2:30 -

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    「関西だし,天ぷら(乾燥桜エビの掻き揚げ),ゆずフレーク」
そして蒲田「めん亭」の開店当時(1982年頃?)から数ヶ月だけ使われていた青ネギの小口切りが乗っていて,すばらしいです.やっぱり関西うどんは青ネギの小口切りが正道と思います.

 掻き揚げの味も当時のままといった感じです.違うのは人参の千切りが少量混じっていることかな.まぁ,人参は大勢に影響を与えるほどではなく,懐かしい乾燥桜エビの掻き揚げを楽しめました.
 一味は蒲田では唐辛子だけでしたが,ここでは青のりが入って,いわば二味になっています.ま,これも味の大勢に影響を与えるほどではなく,おいしくいただきました.

 結論:蒲田めん亭の(初期型)「天ぷらうどん」復活を宣言いたします.\(^^)/

 なお,写真は自販機のメニューです.ご参考まで.

添付画像
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