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埼玉の不良中年さん、こんばんわ。書き込みありがとうございます!
▼埼玉の不良中年さん:
>私もクーラーを取り付けようと部品をオイルパンとポンプまでは用意しましたが、
>肝心のクーラー本体&フィッティングを買う予算が飲み代に消え冬を迎えてしまいました。
クーラーも高いですが、フィッティングも高いですね〜。単なるパイプの
接続金具なのに、なんであんなに高いのでしょうか!?
練馬のバイクパーツ店で調べたら、Earlsの#6の90度フィッティング・アダプタが4,000円、#8だと6,000円の値付けでした。最近、老眼なので見間違いかと思って、確かめたら、間違っていませんでしたけど…(^^;
安価な工具のネット通販で有名なストレートやアストロプロダクツが中国あたりで生産して輸入すれば、1個数百円になるんじゃないかと思いながら店を後にしました。米国本国では、#6の90度アダプタが1,500円ぐらいはするので、日本国内での価格は2倍以上になっているように思いました。
>夏場はオーバーヒートよりセルのストライキに頭を悩まします。
>エンスト→押し掛けで、バイクと共に人間もオーバーヒートします。
>クーラーの取り付けよりもセルモーターの対策が先のようです。
私は過去20年間を通じて、季節を問わず、セルモータ不良には遭遇したことがありません。750は900や1100よりセルモータの負荷は軽いはずなので、セルモータの傷みも少ないんじゃないかと想像しています。
セルモータ動作不良の原因は、
(a)セルモータのブラシ磨耗
(b)スタータ・マグネット・リレーの劣化(接触抵抗の増大)
(c)メイン・ヒューズ(30A)の劣化に伴う接触抵抗の増大
(d)配線や接続箇所の経年による抵抗値増大
(e)バッテリ端子の汚れによる接触抵抗の増大
(f)バッテリーの劣化
あたりでしょうか。セルモータはDCブラシモータなので、その起動時には、セルモータの巻き線でバッテリをショートするわけですから、瞬間とはいえ数十A流れます。ちょっとした接触抵抗の増大でも電圧降下が大きく、セルモータ起動不良の原因になると思われます。
CB750Fは、経年でねじどめ箇所などが酸化して接触抵抗が増大しているかもしれません。各端子をワイヤブラシやサンドペーパで磨いたり、少し増し締めしてみてはどうでしょう?
また、セルモータまでの配線の導通抵抗が十分低いかどうかもチェック箇所だと思われます。
セルモータではありませんが、私のFCではイグニッション・コイルのマウント・ブラケットのアーシングがとても効果があって驚いています。アーシングなんて、プラシボ効果(偽薬効果)にすぎないと思っていましたが、効果がありました…ということは、マウントブラケットとフレーム間が経年変化で接触抵抗が増大していたことの証ですが…(^^;
不調の原因を解決するのが本筋ですが、大電流が流れるだけに、セルモータの
アーシングも効果があるかもしれませんよ。
もう一つ、クラッチ・レバーを握ったときに動作するスターター・ロックアウト・スイッチの磨耗もあるかもしれません。スターター・ロックアウト・スイッチは、本来ならクラッチ・レバーを十分握れば解除されるはずですが、使い込むとスイッチの頭が磨耗して、クラッチ・レバーをいっぱいに握るとロックアウトが動作してしまい、セルモータが回りません。ほんの少しクラッチ・レバーを戻せばロックアウトが解除されてセルモータが回ります。私のFCのロックアウト・スイッチは、この症状がありますが、この傾向を知っていればスタータースイッチを押すときに、クラッチを握りこみ過ぎないように注意するだけで良いので、まだ対策しないままほったらかしています(^^;
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