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CB-F系の充電不良で悩んでいらっしゃる方がときどきいらっしゃるようですね。
私は当ホムペで紹介しているように充電系を昨年リフレッシュしたので、現在は絶好調で不安もありません。ディジタル電圧計を付けてからは、バッテリの充電状況もそれなりに把握できるので、これも不安解消に役立っています。
さて、CB-F系の充電不良の原因はいくつか考えられます。CB-Fの発電・充電系は
シンプルなので、原因追求は簡単です。
以下はcbfoc.orgに私が書き込んだ内容です。
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一般的には、ローター・コイルの不良、ブラシの不良、ステーター・コイルの不良、レギュレート・レクチファイヤの不良、バッテリーの不良などが考えられますよね?
(1)フィールド・コイル電流は何A流れていますか?
CB750F(RC04)ならば「エンジン停止、灯火類すべてOFF、ギヤはニュートラル以外」の状態で、バッテリーから流れる電流は、フィールド・コイル電流だけです.実測で約3A流れるはずです。
電流値がこれより大幅に少ないなら、ローター・コイルか、ブラシの不良と考えられます。
電流値がこれより大幅に多いなら、どこかでショートするなどして、電流が異常に消費されています。
カプラを外し、ローター・コイルの抵抗値を実測して約4Ωなら、ローター・コイルは正常でしょう。
(2)ステーター・コイルは正常ですか?
ステーター・コイルの各相の抵抗値は、純正サービス・マニュアルによると、0.41〜0.51Ωが正常値です。この程度の低抵抗は、普通のテスターでは十分な精度で測定することが困難なので、カプラを外して、1相ずつ既知の電流(たとえば1.0A)を流してみて、その両端電圧が0.41〜0.51Vなら正常と判断できます。これより少なめならレア・ショートしている可能性があります。導通がないなら断線してます。
私の経験では、ローター不良は未経験ですが、ステーター・コイルのレア・ショートは2回経験しました。(^^)
ローター・コイルを手巻きした方もいらっしゃるようです:
http://cbr1000f.jp/massa/kousaku/coil/coil1.htm
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