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1995年ごろの思い出 marry 11/10/24(月) 1:07

1995年ごろの思い出
 marry  - 11/10/24(月) 1:07 -

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    初めてユーザー車検を通したときは、わからないことだらけでした。

 1995年7月の法改正にからめてバイク雑誌に短い記事が掲載されたりしていたものの、ほとんど参考になりませんでした。まだユーザー車検に関する書籍もなかった頃です。
 まずは整備項目を知るために2輪車用の「整備手帳」を車検場へ買いにいったものです。
 テスター屋さんというのがまた正体不明でした。いったいどこにあるのか…。
 自動車向けのテスター屋さんはあっても、2輪を検査してくれるのかどうか…。

 当時の予約は電話でした。まだインターネットはおろか、テレホンサービスすらなくて、男性の職員に希望日と希望時間帯を告げて予約するのです。

 唯一の頼りはFAXでした。FAXを使って車検に必要なことがらを取り出せる「情報ボックス」なるサービスを運輸省が提供していました。
 その情報と雑誌記事にあった必要書類とか、持参品などのリストを参考に、当日車検場へぶっつけ本番で臨んだのでした。
 難関はヘッドライトの光量と光軸でした。CBは古いバイクなのでアイドリングでは光量が不足するので、検査時は4000rpmあたりまで回す必要がありました。(現在はヘッドライト・リレーとアーシングによってアイドリングでも合格します)
 光軸はハンドルをわずかでも左右にふると不合格になるので、とても難関でした。直前にテスター屋であわせても、車検コースでは再現できないことがしばしばありました。コツはテスター屋さんで合格となる位置がわかったら、ハンドルのステアリング・ポストにマークを記入しておくことでした。マークを記入して以来、一発合格できるようになりました。

 当時は検査機械が古くて、検査コース天井付近に取り付けられた表示も薄汚れていて見づらく、検査担当者になんども指図を受けながらの検査でした。
 当時は事務窓口と検査法人が分離していなかった時代で、ユーザー車検を受ける人も僅少だったと思われます。そのせいか、もたもたしているユーザー車検受験者は、厄介者扱いされていた感じがします。
 それに比べたら今は、ユーザー車検専用の窓口があり、専任の担当者がいて、書類の記入方法を記した小冊子まで用意されていて隔世の感があります(^^)

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