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昨日、思い切って分解OHしました。
分解前は前輪をジャッキアップして手で回転させると、強い抵抗感が感じられ引きずりがあります。でも、押し歩きにはあまり抵抗がありません。
さて、分解OHしてみるとピストンに錆は無し、ポット4個の全て、半周にわたって、微妙な傷が見られました。ポット4個の全ての半周にあるので、構造上は正常だろうと考えられます。
写真は傷有りの半周と傷無しの半周。
右キャリパーのポットはコンプレッサからの空圧では抜けにくかった感じが
しましたが、最終的には空圧だけで抜けました。
今回の作業は半透明の大型ビニル袋(45リッター)の中にキャリパを入れた状態で行ったので、ブレーキオイルの飛散もなくて快適に作業できました。
ピストンシールとダストシールの損傷は見られません。
ためしにシールを外したままでピストンを入れると、スコスコで、なんら
抵抗を感じられません。ヤマ感ですが、たぶん50〜100μmぐらいの間隙が
ピストンとポット間にありそうです。
となると戻しがうまくいかない原因は、シールが固くてなじんでいないせいかもしれません。
前回のOHから今回のOHまでの走行距離はわずか700km程度。2年半で700kmしか
走行していないのです(^^; (仕事が猛烈に忙しくなってしまい、半年以上乗れないこともザラでしたから…)
さて、OH後、ふたたび前輪をジャッキアップした状態でタイヤを手で回すと、
やっぱり抵抗感があります。(OH前より少しだけ軽くなったかも?)
しかし、押し歩きしてみると、明らかに抵抗感が無くなっています。ま、
苦労の甲斐はあったかも。

【pistons1.jpg : 44.6KB】

【pistons2.jpg : 43.2KB】
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