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手書きのままですが,回路図をアップします.
高圧関係の部品は富士フイルムの「写ルンですシンプルエース」から部品取りしました.
結果的に単3アルカリ1本(電圧を1.4Vと仮定)だと写ルンですシンプルエースのトランスそのままでは電圧が不足しました.
GM管のSBM-20は350-475Vが動作範囲で,推奨動作は400Vです.
この範囲に入れるため,トランスの1次巻き線を1回減らしました.
これで1.4Vから400V+αが得られます.
クリック音のほか,チカッと光るようにしたかったのですが,1.5VではLEDすら光りません.ネオンランプなども検討したのですが,一般的な放電電圧68Vのものだと消費電流が1mAもあって,貧弱な高圧発生回路の重荷になりそうです.
大きめのケースのはずだったのですが,詰め込むスペースに余裕がありません.
LEDのためにだけ昇圧回路を組み込むのは気が重いので,高圧トランスに別途巻き線を追加して5Vを得ました.直径30μmぐらいのエナメル線を20回巻きました.
最近の高輝度LEDは500μAで明るく光るので,昇圧回路の負担にならず(405V時に403Vに落ちる程度)に済みました.案ずるより産むが易しでした.
GM管の導通パルスは1μsぐらいと思われたので,LEDの点灯時間を約100msに延ばしています.このためだけに2石使ってしまいましたが,結果は良好です(^^)
結果的にアルカリ単3(1.55V)で445V,ニッケル水素「eneloop」(1.35V)で384Vが得られています.

【GC-1-circuit.jpg : 76.4KB】

【GC-1-special-xfmr.jpg : 32.4KB】

【GC-1-Alkaline.jpg : 64.0KB】

【GC-1-NiMH.jpg : 59.9KB】
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