> キャブとマニホールドを接続するインシュレータの劣化を疑って、この際と思って、
> インシュレータも新品交換してもらったのにアイドル3000rpm症状に決着がつきません。
という事はマニホールドからの二次エアは除外ですね。
> 担当者談ではエアカットバルブは少し破れていたそうですが、
> 高アイドルとは関係ないだろうとの意見でした。
エアカットバルブはアイドリングには直接関係無いですので除外です。
> まずはリークしているプラグキャップとコードを新調してもらう手はずです。
点火のリークをすれば失火するだけですので無関係です。
ということはですね・・キャブレター本体に問題があると考えて良いと思います。
あのキャブは負圧式なので、スロットルを開けるとエアでバキュームピストンを押し上げます。
こういうときは、キャブレターを取り外してワイヤーも全て取り外してみる。
・チョークリンクがスムーズに動く事を確認し、スロットルバルブも同様に確認する。
・バキュームピストンがスムーズに動く事、最下位まで下がる事を確認する。
これで、負圧式の基本動作はチェックできます。
基本的にこのキャブレターでエンジンの回転を上げ下げ出来るのは「ここ」です。
後は全てガソリン関係ですので、空気の経路をチェックするのが良いです。
同調リンクが狂っていようがいまいが、アイドリングが下がらなくなるというのは、
キャブレターから混合気が送られているからです。
混合気を送っているキャブレターがどれなのかを探すのが解決策でしょう。(^^
例えば・・順番にプラグを抜いていったらどうでしょうか?
私はキャブレターならば..どれか一つのバキュームピストンが下がらず、
そのキャブレターがアイドリングをリードしているのだと思います。
という事は、そのシリンダーの点火を絶てば、爆発力を失っていきなり下がるのではないでしょうか?
私はこの方法で試してわかれば、一番近道だと思います。