週末はブレーキフルードを交換するつもりでした。
前ブレーキ2か所と後ブレーキで合計3か所、まぁ準備作業と後片付けを含めて2時間もあれば終わると見込んでいました。
土曜日の昼すぎから着手しました。ブリーダバルブにブリーダバルブ専用カップラと8mmメガネレンチを取り付けてMightyVacで吸い込むと、少し茶色くなったブレーキフルードがでてきます。
リザーブタンクに新しいフルードをつぎ足しながら作業すると、3回目のつぎ足しぐらいで色が透明になりました。新しいフルートに入れ替わったようなので、いったんブリードバルブを閉めます。
そしてペダルを小刻みに数回ポンピングし、最後にペダルを押さえつけたままブリーダバルブを緩めると、エアが噛みこんだフルードがでてきますから、そこでブリーダバルブを閉じます。これを数回やればエア抜き終わりのはずでした。
ところがペダルをポンピングしても、いっこうに当たりがでません。つまり固くなりません。
ブリードバルブを緩める直前までは、ブレーキは正常でした。
ブリードバルブにつないだ透明チューブの中の泡の出方を観察していると、ブリードバルブを開けているとMightyVacで吸い込むとえらくたくさんの泡がでてきます。少し変かも?
ブリードバルブを閉じた状態でMightyVacで吸い込むと、やっぱり泡がたくさんでてくる。これは変です。
試しにブリードバルブを閉じて、ペダルを数回ポンピングしても一向にあたりがでませんが、かまわず数回小刻みにポンピングしてからバルブを緩めても、フルードがでてこないことがわかりました。つまりマスターシリンダが液を排出していません。
う〜む、マスターシリンダが壊れたようです。でもマスターシリンダは、エア抜きしたぐらいで壊れるような、やわなものではありません。
前回マスターシリンダの中身(ピストンキット)を新品交換したのは2013年で、7年前です。
まぁ、そろそろ新品交換の時期ではありますが、そんなに壊れるはずはないのです。
夕暮れになったので、ここで諦めました。
そしてバイク屋さんでリアブレーキのピストンキットを発注。税込み4,345円でした。7年前は3,040円でしたから、かなり値上がりしてますね。