CB750Fの掲示板W
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marry
- 15/8/16(日) 21:32 -
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ブラシの接触抵抗は真の原因じゃありませんでした.
炎天下ですが,めげていてもしょうがないので原因を探ります.
まずは基本から.
フィールド・コイルの電圧を6Pコネクタ端で測ります.正常なら12V以上かかっているはずです.
しかし!電圧がかかっていません.これは自作レギュレータARR-1が
壊れたかなと思いました.レギュレータを外すのは面倒くさいので,
本当にARR-1が原因なのか,さらに調査します.
その結果,レギュレータに12Vを供給している4Pコネクタの黒線に
電圧が現れていないことがわかりました.ハーネスが正常ならば,ここには
イグニッション・キーをONにすれば12Vが現れるはず…ところが
0Vのままです.
あちゃー,ハーネスのどこかが断線しています.
たいていコネクタ付近で断線するので,まち針をビニル線に刺してコネクタの電極との導通を確認すると,コネクタの電気的接続は正常でした.
CB750F(RC04)の回路図を見ると,4Pコネクタの黒線ラインは途中に接続点があって,分岐しています.この分岐点が接触不良なのでしょう.それが振動などでつながったり外れたりしているようです.
とうとう私のCBもハーネス不良が起きてしまいました.でもハーネスを覆っているビニールテープをはがして不良箇所を修理する元気はありません.
そこで接触不良箇所をバイパスする配線を追加して対策とします.
回路図に赤い×印を付けたのが断線しているラインです.
(カラー版配線図はshoutaさんが,かつて公開されていたものを縮小して利用させていただきました.)
太い赤線は修理用に増設したバイパスラインです.このラインで流れる電流はフィールド・コイルの通電電流ぐらいなので,最大でも7.5Aです.念のため2.0SQと太い線を使いました.ここは12Vが流れていて,車体に短絡すると大事故につながりかねないので,保護用として全体にエンパイヤチューブをかぶせておきました.そしてブラブラしないように束線バンドで数カ所を固定しておきました.
これで再度,エンジンをかけて発電をチェックしたところ,正常になりました.日陰でしたが,汗だくの作業で疲れました.

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