スターターモーター(セルモーター,セルフスターター)は42年間にわたり未開封で未整備でした.
14年間買い置きのまま新品未開封だった北アイルランド(UK)のMorgan社製 “CarbTune”をようやく開封してキャブレターを同調したところ,エンジンの調子がすこぶる良くなり,CB750Fを走らせる機会が増えたところです.
ところが先週,エンジンをかけようとしてスタータースイッチを押したら,セルが回らない症状が3回ほど連続して発生しました.このとき電圧が下がらない(つまり電流が流れない)で,モーターが始動しない状態でした.幸い2〜3度スイッチを押し直したらセルが回ってエンジンがかかってくれましたが,とうとう整備の時期を迎えたようです.
実はスターターリレーは10年ぐらい前にヤマハXJ400のものと交換済みです.スターターリレーの交換なら簡単なのですが,セルモーター自体の整備となるとややおおごとです.
おそらくブラシが摩耗しているか,ブラシと接触する回転子の電極が酸化銅で覆われて電流が流れにくくなっているんだと推察します.ブラシが摩耗しているならブラシが削れた粉がモーター内部にたまっているはずです.
さて,どうなることやら.