CB750Fの掲示板W
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marry
- 13/9/22(日) 10:02 -
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念入りに時間をかけてキャリパー溝を清掃した結果はどうだったでしょうか.
もう溝に沈着物がまったく見られないほどピカピカに研磨し,磨き上げました.
これ以上に磨くと,かえってシールが緩くなるかもしれないので,
沈着物が除去できた時点で終わりにしました.
シールを組み込み,ピストンを入れようとすると,まだ少し力が要ります.
指で押さえつければ入っていくのですが,強く押さえつけないと
入っていきません.でも,これ以上に溝を研磨する前に取り付けて効果を
確認することにしました.
その結果は下記の通りです:
キャリパ | OH前(単位:kgf) |
RH+LH | LHのみ | RHのみ | キャリパなし |
シム無し | − | − | − | <0.005 |
シムあり | >9 | − | − | − |
キャリパ | OH1回目(単位:kgf) |
RH+LH | LHのみ | RHのみ | キャリパなし |
シム無し | 5.0 | 0.8 | 4.7 | <0.005 |
シムあり | 3.0 | − | − | − |
キャリパ | OH2回目(単位:kgf) |
RH+LH | LHのみ | RHのみ | キャリパなし |
シム無し | − | − | − | <0.005 |
シムあり | 2.4 | 0.5 | 2.1 | − |
苦労した割りには,まだ不十分な結果でした.とはいえRH(右側)は最大静止トルクが半減しました.なお,これらの数値の単位は吊りばかりのkgfですので,トルクに換算していません.
RH+LHの数値はRHとLHの合計にだいたい一致しています.吊りばかりの刻々と変化するデジタル表示を「えいやっ」と読み取っているため,測定誤差がけっこうあります.
実際の感じは,取り回しが「すごく軽い!」というのが印象です.抵抗無く押し歩きできます.でも,RHの数値は完治でないことを意味しています.
今後の方針としては,
(1)さらに現右キャリパーの溝を磨く
(2)予備の右キャリパーをOHして付け替えてみる
が考えられますが,(2)を試すかなぁと考えています.