CB750Fの掲示板W
 バイクに関することを中心に、それ以外の話題も含めて、何でも書き込みOKの掲示板です。
 初めての方もネチケットを守って、お気軽にご参加下さい(^^)/
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リヤブレーキOHの時期 marry 13/6/2(日) 1:50 [添付][添付]
マスターシリンダーのオーバーホール編 marry 13/6/22(土) 10:46
せっかくの週末だけど猛暑だから休憩 marry 13/8/11(日) 0:35 [添付][添付][添付][添付][添付]
リザーブタンクまわりをリフレッシュ marry 13/8/14(水) 5:45 [添付][添付]
リアマスターシリンダOHの格闘 marry 13/8/14(水) 6:06 [添付][添付][添付]
リアマスターシリンダOHの格闘(つづき) marry 13/8/14(水) 6:14 [添付][添付][添付]
リアマスターシリンダOHの格闘(翌日編) marry 13/8/15(木) 0:08 [添付][添付][添付]
針の直径 marry 13/8/27(火) 1:23
:リアマスターシリンダOH(作業の前に) marry 13/8/15(木) 11:25
リアキャリパーのOH marry 13/8/15(木) 0:36 [添付][添付][添付]
リアキャリパーのOH(つづき) marry 13/8/15(木) 1:20 [添付][添付][添付][添付]
:リアキャリパーのOH(エア抜き編) marry 13/8/15(木) 9:43 [添付][添付]
ついにリヤブレーキ引きずり解消!(^o^)ノ marry 13/9/2(月) 0:06 [添付][添付]
動画:ついにリヤブレーキ引きずり解消!(^o^)ノ marry 14/7/13(日) 19:26
リヤブレーキ引きずりの間違った修理法 marry 15/4/12(日) 23:22
リヤブレーキのエア抜き転じてシリンダOHの巻 marry 20/10/25(日) 23:11
リヤブレーキのエア抜き転じてシリンダOHの巻(翌日編) marry 20/10/25(日) 23:18 [添付][添付][添付]

リヤブレーキOHの時期
 marry  - 13/6/2(日) 1:50 -
 そろそろリヤブレーキOHの時期です.
 戻りが悪いのでリターンポートの詰まりが考えられます.

 果たして直るか?

 他車種(ヤマハDT200WR)の例ですがリア・ブレーキマスターのリターンポートの穴は,
リザーブタンクとの結合パイプを外すと見えそう.
 2枚目の写真で針を刺しているのがリターンポートの穴でしょう.

出典:
リアブレーキオーバーホール vol.4 (マスターシリンダーOH)
http://www.geocities.jp/dt200wr_3xp3/contents/brake_06.htm
添付画像【rear-brake-overhaul2_00t.jpg : 14.0KB】
【rear-brake-overhaul2_00t.jpg : 14.0KB】

添付画像【rear-brake-overhaul2_02t.jpg : 15.9KB】
【rear-brake-overhaul2_02t.jpg : 15.9KB】

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マスターシリンダーのオーバーホール編
 marry  - 13/6/22(土) 10:46 -
 写真入りで詳しい解説を見つけました!
 こんなのがタダで読める時代になるとは….
http://www.bikebros.co.jp/vb/mainte/mparts/mp-06-10/
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せっかくの週末だけど猛暑だから休憩
 marry  - 13/8/11(日) 0:35 -
 リヤブレーキをマスターまわりも含めてOHしたいんですけど,
気温は日陰でも43.5℃もありました!
 ニュースでは40.5℃とか報道されていますが,
我が家のデジタル温度計(軒下の日陰にセンサーを設置)は
昼過ぎに43.5℃を表示していましたよ.
 こんな日に屋外作業をして怪我でもしたら大変なので,
エアコンの効いた部屋でリアブレーキOHのイメージトレーニング
をしていました(^^;

 手持ちの純正部品を整理していたら,マスターOHキットとか
ダストシール/ピストンシール類の未使用品がたくさん
発掘されました…反省.新たに注文しなくてももっていたのね…(--)
 忙しいときにとりあえず発注しておいた部品が
蓄積されていたようです.記憶が追いつかないな〜.

 写真はヤフオクの出品写真ですが,暑さが一段落するまでは
これらを見ながらイメージトレーニングしておくことにしよう.
添付画像【CB750FC-RearBrake-Assy-01.jpg : 38.5KB】
【CB750FC-RearBrake-Assy-01.jpg : 38.5KB】

添付画像【CB750FC-RearBrake-Assy-02.jpg : 36.8KB】
【CB750FC-RearBrake-Assy-02.jpg : 36.8KB】

添付画像【CB750FC-RearBrake-Assy-03.jpg : 35.6KB】
【CB750FC-RearBrake-Assy-03.jpg : 35.6KB】

添付画像【CB750FC-RearBrake-Assy-04.jpg : 41.8KB】
【CB750FC-RearBrake-Assy-04.jpg : 41.8KB】

添付画像【CB750FC-RearBrake-Assy-05.jpg : 40.1KB】
【CB750FC-RearBrake-Assy-05.jpg : 40.1KB】

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リザーブタンクまわりをリフレッシュ
 marry  - 13/8/14(水) 5:45 -
 齢30年を越えたリザーブタンクまわりをリフレッシュしました.
 リザーブタンクはサイドカバーに覆われているので紫外線による
劣化はみられませんが,表面がお爺さんの肌みたいになって
いかにも経年を感じます.
 今回はリヤブレーキOHに先立ち,リザーブタンクまわりも
リフレッシュしました.
 直前にホースクランプも買っておいて正解でした.
ステンレス製で2個530円@にりん館.
 1枚目の写真のように,ねじを緩めたらねじ自身が
赤錆をばらまきながら崩壊しました.

 2枚目の写真はリフレッシュ後.
 実は1枚目と2枚目の間にマスターシリンダOHの格闘が
ありました.(^^)
添付画像【reserver-before-refresh.jpg : 118.9KB】
【reserver-before-refresh.jpg : 118.9KB】

添付画像【reserver-after-refresh.jpg : 61.9KB】
【reserver-after-refresh.jpg : 61.9KB】

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リアマスターシリンダOHの格闘
 marry  - 13/8/14(水) 6:06 -
 最後にリアマスターシリンダをOHしたのは1999年4月で,
行きつけのバイク屋さんにお願いしたものです.
 その前,たぶん1989年ごろに一度リヤマスターシリンダの
踏み抜けを経験しています.このときもバイク屋さんで
修理してもらいました.

 今回はリアマスターシリンダOH初体験となります(^^)ノ

 交換部品はかれこれ数週間前に入手済み.昼過ぎに
作業を開始しましたが,キャリパーOHまでたどり着けず,
リアマスターシリンダのOHで終わりました.

 約14年間手つかずだったわけで,外観はさして汚れていません
でしたが,ゴムブーツ内は赤錆と汚れでスナップリングの構造が
見えないほど魔宮と化していました(^^;

 1枚目はとりあえずマスターシリンダを取り外し,無事にリザーバータンクへの
接続パイプ(エルボーパイプ)が外れたところです.エルボーパイプは
樹脂製で,新品パーツ未発注なので壊れたらアウトです.冷や冷やしながら
慎重に前周囲からまんべんなく力を加えていくと無事に抜けました.
 2枚目は清掃前のエルボーパイプ取り付け部です.汚れた残滓の中に
リターンポートが見えます!
 3枚目は悪戦苦闘してスナップリングを外し,ピストンを抜いたところ.
添付画像【rearmastercyl-b4cleanup.jpg : 45.0KB】
【rearmastercyl-b4cleanup.jpg : 45.0KB】

添付画像【rearmastercyl-b4cleanup3.jpg : 185.1KB】
【rearmastercyl-b4cleanup3.jpg : 185.1KB】

添付画像【rearmastercyl-b4cleanup2.jpg : 63.9KB】
【rearmastercyl-b4cleanup2.jpg : 63.9KB】

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リアマスターシリンダOHの格闘(つづき)
 marry  - 13/8/14(水) 6:14 -
 念願のリターンポート開通検査編です.

 マスターシリンダ内とエルボーパイプ取り付け部をきれいに清掃し
1枚目の写真のように白色LEDライトをピストン穴から照射してみます.

 最初のチェックでは2枚目の写真のようにリターンポートは
ふさがっているようです.ほとんど光が漏れてきません.

 縫い針を使ってリターンポートの小穴をつつきますが,なかなか
開通しません.手持ちの縫い針のなかでも一番細いメリケン8号とやら
に変えて,根気よくつついていたらようやく開通したのが
3枚目の写真です.
 リターンポート穴の直径は0.1か0.2mmぐらいでしょうか.
0.3mmのシャープペンの芯より細い感じです.
 手持ちの0.5mmのドリル付きピンバイスで拡張工事してしまおうかと
いう欲求を抑えつつ,組み立てました.
添付画像【liteup2check-returnport.jpg : 36.8KB】
【liteup2check-returnport.jpg : 36.8KB】

添付画像【returnport-seems-stuffed.jpg : 25.9KB】
【returnport-seems-stuffed.jpg : 25.9KB】

添付画像【returnport-seems-thru.jpg : 25.7KB】
【returnport-seems-thru.jpg : 25.7KB】

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リアマスターシリンダOHの格闘(翌日編)
 marry  - 13/8/15(木) 0:08 -
 リアマスターシリンダの内部は,自分なりに残滓や固形物を取り除いて
キレイにしたつもりでした.
 でも,この写真と見比べると自分のはいかにも汚い…(--)
http://www.bikebros.co.jp/vb_img/maintenance/restore/guide/brake/img/10/step13_b.jpg

出典:「マスターシリンダーのオーバーホール編(前編)」
http://www.bikebros.co.jp/vb/mainte/mparts/mp-06-10/
 上記写真はVT250Fらしいので,CB750F(RC04)と同様にかなりの年代物ですよ.

 こちらのマスターシリンダー内部もキレイ:
http://www.geocities.jp/dt200wr_3xp3/contents/mydt_pic3/rear-brake-overhaul2_24t.jpg

出典:
リアブレーキオーバーホール vol.4 (マスターシリンダーOH)
http://www.geocities.jp/dt200wr_3xp3/contents/brake_06.htm

 あれこれ良く読むと,ブレーキフルードは水溶性なので,お湯で
洗うと溶けるらしい….マスターシリンダをお湯で洗うなんて発想は
なかったので,ビックリです.
 よく考えてみると,どうせエア抜きの際にマスターシリンダ内の
水分はブレーキフルードに混じって排出してしまうので,お湯で洗った
後でそこそこ乾燥させておけば大丈夫みたいです.

 昨日,分解清掃したばかりのマスターシリンダですが,まだ
キャリパーのOHが控えていて,ブレーキフルードを入れる前でしたので,
再度取り外して60℃ぐらいのお湯に20分間ほどつけ置きしておきました.
その後,古歯ブラシで磨くと,茶色い汚れが出てきました.
しかし,強固な固形物はお湯+歯ブラシでは除けませんでした.

 さて,お湯で洗浄したらリターンポートはどうなったでしょうか?
1枚目の写真のように針の先端だけですが,昨日より通りやすくなっています.
貫通しているのは針先だけで,針は貫通していません.

 昨日と同様に白色LEDの光をシリンダ内に照射したのが,
2枚目の写真です.昨日より,明らかにリターンポートの穴が大きくなっています.

 3枚目の写真はリアマスターシリンダ径(内径)の刻印です.14mmですね.
添付画像【returnport-again.jpg : 43.2KB】
【returnport-again.jpg : 43.2KB】

添付画像【returnport-again2.jpg : 43.1KB】
【returnport-again2.jpg : 43.1KB】

添付画像【rear-mastercyl-is-14mm.jpg : 41.6KB】
【rear-mastercyl-is-14mm.jpg : 41.6KB】

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リアキャリパーのOH
 marry  - 13/8/15(木) 0:36 -
 リアキャリパーのOHは,私にとって2回目です.前回は2007年7月.
http://www.cb750f.org/repair.htm#REARBRAKE-OH

 今回は2回目につき不安はありませんでしたが,結果から言うと
波瀾万丈でした〜(^^)

 まずはキャリパーを外します.リアキャリパーを外すには,
純正サービスマニュアルだと「リアアクスルを外せ」と書いてあります.
たかだかリアキャリパーを外すのに後輪シャフトを外すのは,
いくらなんでも大げさすぎでしょう.
 で,リアアクスルを外さない方式でいきます.

 リアキャリパーを外すとき,実は右サスペンションが邪魔して
外せないのです.そこで右サスペンションを外すのですが,
単にサスペンション下端のボルトを緩める方法は望ましく
ありません.右サスペンションには後輪軸重の半分がかかって
いますから,単にサスペンション下端のボルトを緩めようと
しても,荷重がかかっていてボルトが軽く回らないのです.
無理に回せばねじ山が傷んでしまいます.
 そこでジャッキを使ってスイングアームを少しだけもちあげて
やると,荷重が減ってねじが簡単に回せます.
 1枚目の写真ではスイングアームの左側を持ち上げていますが,
よく考えると右側を持ち上げるべきですね.でもスイングアームは
左右対称の構造なので,これでもうまくいきました.

 キャリパーのピストンは前回と同様にエアコンプレッサからの高圧空気を
使って取り出すのが簡単でした.過去の経験から,次のように
作業しました.2枚目の写真が作業中のようすです.

(1)キャリパーのピストンが外れても飛び出さないようにシャコ万力を
ストッパーにする.
(2)作業は45リッターのゴミ袋内で行う.
 こうしておくと,万一ブレーキフルードが飛散しても,ゴミ袋内で
とどまります.万一,ピストンが飛び出して発射してもゴミ袋内に
とどまります.
(3)高圧エアは,キャリパーの入力穴に少しずつ吹き込みますが,
このとき穴にウェスをかぶせておき,エアガンの先をウェス1枚を
隔てて入力するようにします.こうしておくとブレーキフルードの
飛散を防げます.

 さて,コンプレッサは5kg/cm2ぐらいにセットし,
エアガンでシュコシュコと少しずつエアを送ると,ピストンが飛び出して
来ます.そこでピストンが外れないギリギリまでシャコ万力を緩めて
ピストンを取り出します.ギリギリまで飛び出せば,後は素手で
ピストンをはずせます.

 ピストンを外してみてビックリ.二つのうち一方からは,
ピストンシールの断片がでてきました.
 ピストンシールを外してみると,写真3のように一部が欠けています.
なんでこんな事態になったのか?(つづく)
添付画像【jackup-left-swingarm.jpg : 89.3KB】
【jackup-left-swingarm.jpg : 89.3KB】

添付画像【remove-piston-from-cariper.jpg : 51.6KB】
【remove-piston-from-cariper.jpg : 51.6KB】

添付画像【pistonseal-damaged.jpg : 42.7KB】
【pistonseal-damaged.jpg : 42.7KB】

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リアキャリパーのOH(つづき)
 marry  - 13/8/15(木) 1:20 -
 キャリパー内の付着物や固形物をこそぎ落とし,きれいにします.
 とくにピストンシールやダストシールの溝はマイナスドライバーの
先を使ってきれいに掃除したつもりでした.

 で,ピストンシールとダストシールをシリコーングリースをなじませてから
組み込み,ピストンをはめようとしました.
 通常なら手でピストンを押せば自然に入っていくのですが,どうにも
固い.なんべんやってもビクとも入っていかないので,しびれを切らして
シャコ万力でピストンを押し込みました.すると最初は抵抗がありましたが,
シャコ万を締め付けていくと,あるところでスムーズに入っていくように
なりました.やれやれ,一つのピストンは入りました.
 残る一つも同じ方法でシャコ万力を使って力づくで入れようとして
ふと妙な手応えがあったのです.このとき内部で起きていることを
想像すると…ピストンが入っていかないのは,ダストシールかピストンシールが
邪魔しているせいです.どうなっているかというと,ピストンがシールを噛み込んで入っていかないのでした,このときシャコ万力で無理にピストンを押し込むと…シールの一部が破断して…あれれ? これって今回,片方のピストンを
外したときに出てきたゴムの断片じゃね?

 1枚目の写真のようにピストンシールの一部が破断していました.
 さても,前回のフロントキャリパーOH時の記録には,
「今回は右前のキャリパー2個のうち1個が焼き付きをおこしてのですが,その1個はピストンが入りづらく,結局シャコ万力で途中まで入れました.」
なことが書いてあるし….(--)

 ということは,今シャコ万で無理に入れたピストンでシールが…あわてて
ピストンを外してみたら,ものの見事にピストンシールが破断していました.
もう片方も破断していました.ガ〜ん(*o*)

 ピストンシールの予備なんて持ってないよな…と思いつつも,
一縷の望みをかけて手持ち純正部品を探してみると,おぉ!前回初めて
挑戦しようとしたときに失敗に備えて余分に注文してあった部品が
でてきました!で,作業続行.

 なぜ,ピストンが入らないのか?
 シールを組み込む前はスムーズに入るのですが,シールを組み込むと,
手の力ではびくともしません.原因はシールが噛み込んでいるから
なんですよね,
 よく考えてみると,2枚目の写真のように,赤い楕円で囲んだ部分の
シール溝は死角になってしまい,肉眼でも見えないし,マイナスドライバーの
先でもアクセスできないのです.先のピストンシール噛み込み位置は,
まさにこの部分でした.
 この部分の溝を清掃しない限り,ピストンを入れることは不可能な
わけです.

 下記の記事によると専用ツール(ホットカインド製のピストン溝クリーンナップツール「溝トール」)があるようですね.
http://www.bikebros.co.jp/vb_img/maintenance/restore/guide/brake/img/02/step11.jpg
http://www.bikebros.co.jp/vb_img/maintenance/restore/guide/brake/img/02/step12.jpg

出典:キャリパーのそうじ編
http://www.bikebros.co.jp/vb/mainte/mparts/mp-06-02/

 でも,そんなツール持ってません.手持ちの工具を思い描きましたが,
代用品は思いつきません.
 で,写真3枚目の特殊ツールを自作しました.材料はパワー・トランジスタの放熱器です.厚さ2mmのアルミ板から切り出しました.
 これを使って固着物をこそぎ落としたのが4枚目の写真です.

 その後,ピストンシールとダストシールを組み付けてピストンを入れようと
したところ,さっきまでと打って変わって,指の力だけでスムーズに
入っていきました(^^) これが正常な状態なんですね.
添付画像【pistonseal-damaged(2).jpg : 42.7KB】
【pistonseal-damaged(2).jpg : 42.7KB】

添付画像【cariper-difficult2cleanup.jpg : 66.5KB】
【cariper-difficult2cleanup.jpg : 66.5KB】

添付画像【seal-lane-cleaningbit.jpg : 30.0KB】
【seal-lane-cleaningbit.jpg : 30.0KB】

添付画像【stuffed-matter.jpg : 64.2KB】
【stuffed-matter.jpg : 64.2KB】

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:リアキャリパーのOH(エア抜き編)
 marry  - 13/8/15(木) 9:43 -
 なんとか無事にピストンシールとダストシールを組み付けて
ピストンを指だけで入れることができました.さすが日本の
部品品質ですね〜.正しく作業すれば無理なくピストンが入るんですね〜.(^^)

 さて,最終工程のエア抜きです.ところがここでも問題が発生しました.
いくらエア抜き作業をやっても当たりがでてこないのです.
 今回はマスターシリンダも分解したので,エアを大量に噛み込んで
いるからかも…と思いながら,なんどもフルードをリザーバータンクに
継ぎ足しながら作業したのです.とうとう500mlのフルード缶が
空っぽになってしまいました(--)
 MightyVACで吸引する方法を採用していたので,すぐに当たりがでる
はずだったのですが,こんな事態になろうとは,とほほ.バイク屋さんへ
頼もうかとも考えました.でも,リアブレーキが効かない状態で
走っていくのも危ないなぁ…なんて考えが浮かびました.

 なんで気泡がこんなにでてくるの? キャリパーのブリーダーバルブを閉じた状態でも,泡がプクプクでてきます.ひょっとしてブリーダーバルブのシートにゴミがはさまったか,バルブシートが変形したかと思って,フルードを抜いて確認するも異常なし.
 新品ブリーダーバルブの手持ちがあったので,念のために新品と交換してみたのですが,とても原因が解決したとは思えません.
 キャリパーの分解再組み立て作業が間違っていないことには自信があります.

 だとすると,マスターシリンダのOHキットの組み付けで失敗したか?と思い,
インターネットでマスターシリンダの構造とか,ラバーカップの向きを
調べてみて気づきました.
 この掲示板にかつて書き込んだフロントマスターシリンダOHのときの
写真にヒントがありました!
http://www.cb750f.org/x/bbs/c-board.cgi?cmd=one;no=361;id=CB750F2

 1枚目の写真はフロントマスターシリンダOHに組み付ける部品の正しい順番です.
 この写真は何度も見ていたのですが,私は何を勘違いしたのか,
左からB-A-C-Dの順番に組み付けていました.
 ちなみにBの名称はプライマリカップ,Dはセカンダリーカップというそうです.

 プライマリカップはキャリパー内のピストンへ圧力をかける,すなわちマスターシリンダの本来の用途のために使われる主役で,セカンダリーカップは
ブレーキフルードが漏れないようにするためのいわば脇役なのだそうです.
マスターシリンダーの構造
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1131882596

 私はてっきりセカンダリーカップが主役だとばかり勘違いしていて
そのリップの向きに気が取られていました.正しくはちっぽけな
部品Bが主役だったのですね〜.

 これに気づいたので再びマスターシリンダを分解し,正しい順番に
組み直しました.パーツリストの図解でも確認しました.

 で,再びキャリパー,マスターシリンダ,リザーバータンクを
組み付けてエア抜きをしました.今度もMightyVACで吸引です.
すると2回ほどフルードを継ぎ足したら,30秒も経たないうちに
当たりがでました!さすがエア抜きの王者MightyVAC!

今回の教訓:
(1)シール類は交換に失敗したときを考慮して余分に用意しておきたい.
(2)キャリパーにピストンを入れるのに指の力だけで,入っていかないときは
シール溝の汚れ除去が不十分である.
(3)マスターシリンダのピストンやラバーカップの組み付け順に注意せよ.
添付画像【front-mastercyl-piston.jpg : 43.6KB】
【front-mastercyl-piston.jpg : 43.6KB】

添付画像【rear-brake-airbreed.jpg : 92.8KB】
【rear-brake-airbreed.jpg : 92.8KB】

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:リアマスターシリンダOH(作業の前に)
 marry  - 13/8/15(木) 11:25 -
 これら一連の記事を読んで,リアマスターシリンダをOHしようと
考えている方は,エルボーパイプを固定している2本のねじと
Oリングを忘れずに発注しておくことをおすすめします.
 私のは錆が進行していて,プラスドライバーではネジ頭が
簡単につぶれてなめてしまいました.結局,プライヤーで
ネジ頭を回してみたら簡単に回りましたので,あらかじめ
入手しておいた純正ねじと交換しました.
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針の直径
 marry  - 13/8/27(火) 1:23 -
 念のためこのときリターンポートに挿した
縫い針の直径をマイクロメーターで測ってみたら
0.45mmでした.意外と太かった.
 まぁ,リターンポートには,この針の先端だけが通りましたから,
リターンポート径は0.2〜0.3mmってところかな?
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ついにリヤブレーキ引きずり解消!(^o^)ノ
 marry  - 13/9/2(月) 0:06 -
 今回のリヤブレーキOHは顕著な成果がありました.
 なんといってもマスターシリンダ内で詰まっていた
リターンポートを復活させたのが大きいようです.
 リヤブレーキは引きずりが解消し,軽く回ります.たぶん
これが新車の状態でしょう.

 では,どのぐらい軽く回るのか? 動画じゃ違いがわかりにくいです.
 客観的に測定値を示し,今後のために残しておきたいと考えた結果,
最大静止トルクを測定することにしました.
 ここでいう「最大静止トルク」とは,車輪が回転する方向に力Fを加え,
タイヤが回転し始めるときのFです.この用語が工学的に正しいかどうかは
わかりません…(^^; いわゆる最大静止摩擦力に相当するものと思ってください.

 1枚目の写真のようにディジタル吊りはかりでタイヤが回転しはじめる
ときの力F[kg]を測ります.
 2枚目の写真がひもかけ位置です.後軸中心から約19cmの位置です.
 ひもかけしたコムスターの位置が垂下位置になるようタイヤを
合わせておいてから,吊りばかりで地面と平行つまり水平方向へ
力を加えます.

 ディジタル吊りはかりは,10kgまで0.005kg(5g)分解能,
50kgまで0.01kg(10g)分解能のものをAmazonで1,500円にて買いました.
Weiheng最新型2012年モデル:
http://www.amazon.co.jp/dp/B00AFPP4DI

 青色バックライト表示,温度計付き.
フィッシング用みたいですが,試しにあれこれ測ってみて,
10kgまで(5g分解能)のレンジでは±5gぐらいで測れるので
正確さは十分だと思います.

 さて,測定結果です.

キャリパー無しの場合:
 5回の測定結果(505,535,450,450,550g)の平均から,
498gです.トルク換算で約0.095kg/mです.
 ニュートラルとはいえ,チェーンを駆動しているので
前輪のように軽くシャーとは回りませんが,十分な軽さです.

キャリパー付きの場合:
 5回の測定結果(605,650,575,645,605g)の平均から,
616gです.少し力が増えますが,キャリパー無しと大差ありません.
わずか0.616kgで回ります.トルク換算で0.12kg/m.トルク比1.26です.

 つまりキャリパーなしの状態に対して,キャリパー付きでも
わずか1.26倍のトルクで回ります.すばらしい!(^o^)
添付画像【rear-brake-holdtorque-01.jpg : 111.0KB】
【rear-brake-holdtorque-01.jpg : 111.0KB】

添付画像【rear-brake-holdtorque-02.jpg : 58.1KB】
【rear-brake-holdtorque-02.jpg : 58.1KB】

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動画:ついにリヤブレーキ引きずり解消!(...
 marry  - 14/7/13(日) 19:26 -
 リアブレーキも引きずりがなくなって快調です.

 修理完了時の動画をアップするのを忘れていたので,今更ですがアップロードしました:

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リヤブレーキ引きずりの間違った修理法
 marry  - 15/4/12(日) 23:22 -
 Youtubeに2012年6月にアップロードされた動画のようです.
 引きずるようになったバイクのリアブレーキを簡単に修理する方法を紹介したビデオです.
 しかし…これはキャリバーを外して,ピストンをCクランプで挟んで戻しているだけですね.一時的には回復しますが,一か月しないうちに再発するでしょう.(私もかつて同様な修理もどきをやったことがあります.)
 この動画のコメント欄にも同様なことがコメントされています.
 年を重ねた旧車は,根本的に修理しないと直りませんです.


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リヤブレーキのエア抜き転じてシリンダOH...
 marry  - 20/10/25(日) 23:11 -
 週末はブレーキフルードを交換するつもりでした。
 前ブレーキ2か所と後ブレーキで合計3か所、まぁ準備作業と後片付けを含めて2時間もあれば終わると見込んでいました。
 土曜日の昼すぎから着手しました。ブリーダバルブにブリーダバルブ専用カップラと8mmメガネレンチを取り付けてMightyVacで吸い込むと、少し茶色くなったブレーキフルードがでてきます。
 リザーブタンクに新しいフルードをつぎ足しながら作業すると、3回目のつぎ足しぐらいで色が透明になりました。新しいフルートに入れ替わったようなので、いったんブリードバルブを閉めます。
 そしてペダルを小刻みに数回ポンピングし、最後にペダルを押さえつけたままブリーダバルブを緩めると、エアが噛みこんだフルードがでてきますから、そこでブリーダバルブを閉じます。これを数回やればエア抜き終わりのはずでした。

 ところがペダルをポンピングしても、いっこうに当たりがでません。つまり固くなりません。
 ブリードバルブを緩める直前までは、ブレーキは正常でした。

 ブリードバルブにつないだ透明チューブの中の泡の出方を観察していると、ブリードバルブを開けているとMightyVacで吸い込むとえらくたくさんの泡がでてきます。少し変かも?
 ブリードバルブを閉じた状態でMightyVacで吸い込むと、やっぱり泡がたくさんでてくる。これは変です。

 試しにブリードバルブを閉じて、ペダルを数回ポンピングしても一向にあたりがでませんが、かまわず数回小刻みにポンピングしてからバルブを緩めても、フルードがでてこないことがわかりました。つまりマスターシリンダが液を排出していません。

 う〜む、マスターシリンダが壊れたようです。でもマスターシリンダは、エア抜きしたぐらいで壊れるような、やわなものではありません。
 前回マスターシリンダの中身(ピストンキット)を新品交換したのは2013年で、7年前です。
 まぁ、そろそろ新品交換の時期ではありますが、そんなに壊れるはずはないのです。

 夕暮れになったので、ここで諦めました。

 そしてバイク屋さんでリアブレーキのピストンキットを発注。税込み4,345円でした。7年前は3,040円でしたから、かなり値上がりしてますね。
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リヤブレーキのエア抜き転じてシリンダOH...
 marry  - 20/10/25(日) 23:18 -
 さて、本当にマスターシリンダが壊れたのか?そんなに簡単に壊れるはずはないのですが…。
 念のため昨日と同様にブリードバルブを開いてからMightyVacで吸引すると、症状は同じですね。大量のエアを噛んだフルードがでてきます。
 バルブを閉じてペダルを小刻みに数回ポンピングしてから、バルブを開いてもフルードがでてきません。
 これはマスターシリンダに大量のエアを噛みこんだか、なんらかの原因で液体をポンピングできない状態に陥っています。

 しかたがないので、マスターシリンダを分解することにします。
 手持ちの予備部品がないか、引き出しをあさってみたら2013年のOH後に発注したとみられる未開封品がでてきました!昨日、すでに発注したものは予備にしておき、この在庫品と交換することにします。

 さて、マスターシリンダを取り外して分解してみると…!

 なんとピストンが押し込まれたままで戻らない状態になっていました!
 これではポンピングできないわけです。
 ピストンがロッドで押し込まれたまま、ひっかかっていました。
 本来はスプリングによって戻るのですが、シリンダ内部のわずかな汚れ、プライマリカップやセカンダリカップの汚れなどが原因で戻らなくなったようです。

 固着したピストンはバンジョーボルト穴からL字の六角レンチを入れたりして内部から軽く押し出すと取り出すことができました。スプリングの復元力も弱まっているのかもしれません。
 そして新しいピストンキット一式を組み込みます。

 1枚目の写真は取り出したピストンキット一式です。
 Bがプライマリカップ、Cがセカンダリカップです。
 これが正しいカップの向きです。
 なお、セカンダリカップは新品キットの状態では取り付けられていません。
 ゴム製ですがとても固いので、取り付け困難でした。そこで熱湯をバケツに少量入れて、セカンダリキャップを数秒間温めてから取り付けるとうまくいきました。

 せっかくマスターシリンダを取り外したのでリターンポートの小穴を確認します。これは直径0.3mmぐらいの穴です。2枚目の写真では直径0.6mmのまち針を刺していますが、貫通はしていません。この穴が汚れで詰まると、ブレーキピストンが戻りづらくなって、引きずりの原因の一つとなります。
 確認したところ写真3のように詰まってはいませんでしたが、酸化物のような固体の汚れが付着していたので、きれいに清掃しておきました。

 そしてマスターシリンダを取り付けてエア抜きすると、今度は簡単に当たりがでました。
 エア抜き作業が引き金となって、マスターシリンダ内部のピストンが固着するというレアな故障でした。

 今年はコロナウイルス騒ぎでバイクに乗るのを控えていました。
 前回の車検前にはブレーキフルードを交換していなかったので、
ほぼ3年ぶりでブレーキフルードを交換したのですが、しばらく乗らずに放置していたために、酸化物のような固形の汚れが形成されてピストンの戻りを阻害したのかもしれません。
 直前までブレーキが正常だったのは、その汚れの位置までピストンが達しなかったせいかもしれません。エア抜き中は当たりがないので、ピストンがもっとも奥の位置までブッシュロッドで押し込まれたため、スプリングで戻れなくなったものと考えられます。
 そこそこ乗っていればブレーキ操作によって汚れが除去されたのかもしれません。

教訓
 マスターシリンダ内のピストンはエア抜き作業によって固着する可能性がある。

雑多
 メーカが推奨するマスターシリンダのOH時期は、新車なら5年目、以降は4年毎だそうです。
添付画像【1032_CB750FC-rear-master-spring.jpg : 44.8KB】
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添付画像【1032_CB750FC-rear-needle-on-port.jpg : 89.2KB】
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添付画像【1032_CB750FC-rear-return-port.jpg : 110.8KB】
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